令和4年度 補助事業
1.内水面水産資源被害対策事業
広域的に実施するカワウ・外来魚対策等がPDCAサイクルに基づき円滑かつ効果的に遂行されるよう、必要な調査・検証、それに基づく内水面漁業者等に対する指導・助言及び講習会の開催、ブロック間の事業計画に関する企画調整・情報交換等を実施します。
2.長期研修支援事業
漁業・養殖業への新規就業希望者を対象に、漁業・養殖業の現場での長期研修を支援し、新たな人材の確保と育成を図ります。
3.ウナギ生息環境改善支援事業
ニホンウナギの生息環境の改善につながる石倉カゴ増殖礁や、遡上に適した簡易魚道を設置し、そのモニタリングを行うことで隠れ処としての設置効果を検証するとともに、成果を河川管理者に情報提供します。
4.やるぞ内水面漁業活性化事業
内水面の漁連及び漁協が行う取組(ICT導入・ゾーニング管理・釣り人等と連携した漁場管理)への支援を行うとともに、広域的な内水面漁場管理や内水面漁業活性化のための方策を総合的に検討します。
令和4年度 委託事業
1.効果的な外来魚等抑制管理技術開発事業
ICT(情報通信技術)等を活用し、河川、湖沼における外来魚等の生息場所等を効率的に把握する手法および把握した生息場所において効果的かつ効率的に外来魚を捕獲するための手法の開発・高度化について、調査研究を行います。本会は、この事業の評価・検討を行うための有識者で構成される検討委員会を設置して調査・研究に助言を与え、それらの成果を水産庁に報告、会員へ情報提供します。
2.水産多面的機能発揮対策支援事業
水産業や漁協が持つ多面的機能について、内水面部門の取り組みを全国的に推進支援するため、講習会の開催や専門家の派遣等のサポート体制を構築して活動組織を支援し、令和3年度事業の自己評価の結果の取りまとめ、シンポジウム(事例報告会)の開催等を行います。
3.先端技術を活用したカワウ被害対策開発事業
内水面漁業の振興に関する法律に基づいて示された、「内水面漁業に被害を与えるカワウの個体数を令和5年度(平成35年度)までに半減させる目標」の早期達成を図るため、ドローン等の先端技術を活用したカワウ被害対策手法の開発を行います。本会は有識者で構成される検討委員会を設置して、方法や結果に対する助言を行います。
4.効果的な外来魚等生息管理技術開発事業
河川や湖沼におけるコクチバス、アメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)、ミズワタクチビルケイソウ等について、効果的な駆除・抑制管理を進めていくために、その分布状況および分布域拡大状況の調査、調査手法の高度化について調査研究を行う。本会は、この事業の評価・検討を行うための有識者で構成される検討委員会を設置して調査・研究に助言を与え、それらの成果を水産庁に報告、会員へ情報提供する。
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