解禁前資源調査〜湯の湖〜(2008年)


 4月21日,解禁前の湯の湖において,マス類の資源調査を行いました。湖面を14の試験区に分け,各区に1隻ずつ試験釣りボートを割り振って,朝6:00から9:00までの3時間試験釣りを行った結果,全体で119尾のマス類が釣獲されました。昨年の同時期の調査で漁獲されたのが131尾でしたから,今年の魚群密度は昨年同期とほぼ同等と予測されます。このうち56%がヒメマス,42%がニジマス,ホンマスは2%未満でした。また,ヒメマスの平均尾叉長は298mmで昨年(241mm)を大きく上回りました。ニジマスの平均尾叉長は316mmで昨年と全く同じでした。このように今年の湯ノ湖は昨年とほぼ同等の魚群密度ですが,ヒメマスが大型化していることがわかりました。

中央水産研究所内水面研究部 育成生理研究室長 東 照雄



今年は暖かい朝でした(気温7.0℃)
今年のヒメマスはルアーに好反応でした。

40cmオーバーのニジマス
研究風景


今年はヒメマスが大型化していましたので、解禁が楽しみです。昨年同様レストハウス前の釣果が目立ちました。棚は0.6m〜3.5mどこの棚でも釣れました。
大型ニジマスも釣れてました。

ホンマスは2尾釣れました。  



2007年の解禁前資源調査風景
2006年の解禁前資源調査風景
2005年の解禁前資源調査風景

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