解禁前資源調査〜湯の湖〜(2007年)


 4月23日,解禁前の湯の湖において,マス類の資源調査を行いました。湖面を14の試験区に分け,各区に1隻ずつ試験釣りボートを割り振って,朝6:00から9:00までの3時間試験釣りを行った結果,全体で131尾のマス類が釣獲されました。昨年の同時期の調査で漁獲されたのが44尾でしたから,今年の魚群密度は昨年同期に比べてかなり濃いと予測されます。このうち58%がヒメマス,40%がニジマス,ホンマスおよびカワマスはそれぞれ1%未満でした。また,ヒメマスの平均尾叉長は241mm,被鱗体長230mm(昨年220mm),ニジマスではそれぞれ316mm,293mm(同260mm)で,体サイズでもヒメマス,ニジマスとも昨年を上回っています。

中央水産研究所内水面研究部 育成生理研究室長 東 照雄



 いつものように寒い日でした。
 (午前の気温:3.5℃)
 

綺麗なニジマスでした。
もちろんヒレピンです。 

 今年はニジマスが多かったようです。

研究風景 
去年より魚のサイズが上がっているようです。 

 これだけ釣れれば満足でしょう。

今年のヒメマスの棚は3m前後が当たりでした。 

 ニジマスが多かったのですが、
 皆ヒレが再生して綺麗な魚です。
 もちろん天然魚も居ます。

50cmのニジマスも釣れました。
 お腹には卵がいっぱいでした。 

 今年は雪が少なく、
 解禁日から山側でも釣りが可能です。 

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