10月12,14日に小田代橋〜禁漁区境までの間(4区)を電気漁具で調査したところ、この区間内のカワマス推定資源量は約2,244尾、1u当たり0.45尾と非常に豊富でした。体長6〜8cm程度の稚魚も豊富で、順調に自然再生産していることがうかがわれました。雄の20cm前後の魚は腹を押すと精液が出るものも多く、産卵期間近のようです。11月5日のカワマスウォッチングでは、今年も多くのペアリングが観察できるものと期待されます。 (文/中央水産研究所内水面研究部 上席研究官 北村章二)
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今回のスタッフです。7人体制で行いました。
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澄み切った青空、天気に恵まれました。
湯川沿いの木々は、少し紅葉していました。
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これが電気漁具(電気ショッカー)です。
かなり重いので、これを背負って川に入るのは、
たいへん重労働です。
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一時的に痺れて浮き上がった魚を網で掬います。
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魚が痺れて浮き上がった様子です。
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捕獲した魚は、体長(頭の先端から尾鰭の付根)を測ります。
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鰭をカット(標識)します。
カットする鰭は、年により異なります。
今回は左側の腹鰭をカットしました。
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鰭をカットしたところ
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雄雌の区別と、以前の標識(鰭のカット)の有無を
記録して、再放流します。
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綺麗なホンマスも捕れました。
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大きな無斑ニジマス(ホウライマス)
※研究対象外です。
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アマゴ?ではありません。ホンマスです。
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大きいカワマスもたくさん確認出来ました。 |
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