平成26年度 湯の湖魚類資源調査(2014年)

平成26年4月18日(金)

 増養殖研究所が行う、湯の湖魚類資源調査に全国内水面漁業協同組合連合会も協力しました。

 今年も例年通りの時期に行いましたが、湖面の氷が解けるのが遅く、4月12日にやっと無くなったばかりで周りの山肌には多くの残雪がある状況でした。当日の朝に地震があり、そのせいか前半は全体で釣果があまり良くありませんでしたが、後半は気温も上がり活性が上がったのか、あちらこちらで魚の跳ねる姿が見られようになり急にアタリが増えて、結果は昨年の倍以上の釣果になりました。

 ヒメマスは砂浜付近の岸寄り、タナ1〜2m、紅サシで30cmを超える大型が数尾釣れた他、石垣ではタナ2mルアー3gで釣れました。滝上から白樺では、水深2m〜5mの範囲のタナ1mでエサはブドウ虫、紅サシどちらでも釣れましたが、アタリは常にあるものの20cmのウキが沈みきらないほど食いが浅く釣果はあまり伸びませんでした。兎島南では、岸寄りの1mから深場の4mでアタリが多く、釣れた魚も33cmあり、ヒメマスの数、大きさ共に一番良い結果でした。ルアーは3g〜5gピンク色のスプーンが良くかかりますが、取り込む時にばれてしまいことが多く、スイングフックなら釣り上げられたと思いました。

 ニジマスは全体的にタナ2〜3mで、エサはイクラや紅サシよりもブドウ虫が良く釣れました。ルアーでは、石垣から白ぶな、馬の背で30cmくらいが良く釣れ、40cmオーバーが2尾と53cmが釣れました。レストハウス前では、エサ釣りルアー釣り共に釣果が良く、タナ2mで30cm〜50cmオーバーがたくさん釣れました。ルアーは赤系が良く、3g〜5gでは30cm、7g〜12gでは53cmや57cmと大きいルアーでは大きい魚が釣れました。

水温 
 滝上    8:00  7℃
 レストハウス前 10:00 8.7℃

ヒレピン鼻曲がりニジマス
ニジマス
こちらもヒレピンです
滝上調査風景
砂浜付近調査風景
滝上で釣れたニジマス 30cmを超えるヒメマス
釣り事務所前の釣果
ヒメマス
砂浜付近で釣れたヒメマス
釣果
ヒメマス
石垣の釣果
白ぶなで釣れた大型ニジマス



<閉じる>


Copyright (C) 2014 全国内水面漁業協同組合連合会 All Rights Reserved.