解禁前資源調査〜湯の湖〜(2006年)


 例年どおり、湯の湖の解禁前資源調査を4月25日(火)に行いました。湯の湖を14区間に分けて、それぞれの区に釣りの上手な人1名ずつ入っていただて、釣りをしたところ、午前6時から9時までの3時間に全部で44尾釣れました。内訳は、ヒメマスが26尾、ニジマスが17尾、カワマスが1尾でした。被鱗体長(鼻の先から尾びれの付け根までの長さ)の平均値はヒメマスが22センチ、ニジマスが26センチでした。いずれの魚もよく太っており、育成状態は良いようです。 

文/中央水産研究所内水面研究部 生態系保全研究室 主任研究官 中村智幸


※尾数の下の文字は魚種の内訳(ニ:ニジマス ヒ:ヒメマス カ:カワマス)



 朝の雪はおさまりましたが、寒い日でした。
 (朝6時の気温:-2℃)
 調査が終わってから、また雪が降りました。
 

朝6時、担当エリアへ移動 
はやる心を抑えて、いざ出発 

 山側には雪が残っていますので、
 解禁日の山側からの釣りは難しいです。

ヒメマスは良い型が揃いました。
最大26.5センチ 最小17.2センチ 

 ヒレピンニジマスも釣れました。
 最大47.2センチ
 

唯一のカワマスは30センチでした。 

 今回の資源調査は、低水温の為(7.5℃)
 あまり良い釣果は得られませんでした。
 解禁日までに水温が上がることを祈りましょう。 

このサイズが釣れれば満足ですね。
今回の平均サイズです。 

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