解禁前資源調査〜湯川〜(2007年)


 4月16日と18日に、昨年同様、小田代橋周辺の距離約500mを対象に、試験用電気漁具(エレクトリックショッカー)を使用して湯川の資源調査を行いました。キャッチアンドリリースをお願いして以来増加を続けてきたカワマスの資源量ですが、ようやく増加傾向が収まってきたような結果が得られました。昨年までは一般的な河川(平均を出すのは難しいのですが10m四方に2尾位と考えています)の5〜10倍以上の魚密度でしたが、今年は4倍程度(10m四方に8尾)になりました。その結果、昨年見られた「やせっぽち」も見られなくなり、今年は型の良いカワマスが期待できそうです。

作業風景です。
電気ショッカーを使って一時的に痺れた魚を網ですくい取ります。

綺麗なカワマス(天然繁殖)が多い湯川です。 

 稚魚も取れました。
 自然繁殖が定着している証拠です。

今年は右の腹鰭をカットしました。 

 腹鰭をカットしたカワマスです。
 研究の為ですので、皆様のご理解をお願いいたします。
 (奇形個体ではありません) 

雪がちらつきました。
とても寒い1日目(16日)でした。

 小田代橋です。
 今年は水が少ない気がしました。
 夏になったら大丈夫でしょうか?
 今から心配です・・・

 これが電気ショッカーです。
かなり重いので、たいへんキツイ作業です。

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